高齢夫婦の1日は毎日が日曜日

今日もまた同じ朝がやってきた。

お互いリタイヤした高齢夫婦の私たちは、毎日決まりきったスケジュールで過ごしている。

若いときは何とも思ったり感じたりしていなかった日々の暮らしが、高齢になるとこんなに意味が変わってくるのかと最近驚いている。

それはまず、自分が高齢になったという現実が受け入れられないことから始まる。

昔、おじいちゃんおばあちゃんが妙に毎日同じことを繰り返して、飽きもせず、山も谷もなければ、はしゃぎも怒ることもない事が不思議だった。

それが今、私たちにやってきた。

毎日同じでないと、不安になる。

毎日同じようにしていないと、することを忘れる。

毎日同じようにしていないと、できることができなくなる。

新しいことが起こると、段取りが分からなくてパニックになってしまう。  等々

高齢者とはこんなものだったのかと、新しい世界に入ったようにまた他人事のように感じながら、毎日驚きの連続である。

幸い、私たち夫婦は仲良く毎日同じように一緒に動いている。一人では、毎日のルーティーンをこなすだけでも大変だが、2人なら何とか乗り越えられるようである。

今日もまた同じ日が始まった。毎日が日曜日だけれども、同じ日が繰り返すことができる事に幸せを感じられるようになってきた。

近いうちに、高齢者の達人になれそうだ。